消化器内科では口から肛門までの消化管、主に食道、胃、十二指腸、大腸と肝臓、膵臓、胆のうなどの病気に関して専門的な診療を行っております。必要に応じて胃・大腸内視鏡検や、超音波検査を実施し、病気を的確に判別します。
おなかが痛くなる原因の病気には、胃や大腸がん、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、胆石、クローン病、潰瘍性大腸炎などがあります。
胃の痛み、もたれ、お腹の張り、腹痛感などいつもと違う症状で「おかしいな？」と思ったら、早めの受診をお勧めいたします。もともと、胃腸の病気を抱えている方はもちろん、便秘などおなかの症状でお悩みの方は当院まで気軽にご相談ください。

食道の病気

逆流性食道炎、食道ポリープ、食道がん

胃・十二指腸の病気

胃炎、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃癌

大腸の病気

大腸ポリープ、大腸癌、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患

肝臓の病気

ウイルス性肝炎、肝癌、脂肪肝、アルコール性肝障害

膵臓・胆のうの病気

膵炎、膵癌、胆のう炎、胆のうポリープ、胆のう癌、胆石

• 食欲がない
• お腹が痛い
• 下痢が続く
• 便秘である
• お腹がはる
• 便に血が混じる

など、特にお腹の症状でお困りの方や心配な方は気軽にご相談ください。

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせん形をした細菌で、主に胃や十二指腸の病気の原因になります。
胃の中は強い酸性で保たれているため、生物は住みつくことができないと考えられていましたが、1980年代に胃粘膜の中に生息する「ピロリ菌」の存在が明らかとなり、この菌によって胃炎や胃潰瘍などが引き起こされていることが判明しました。また、ピロリ菌に感染すると慢性胃炎の進行により胃がんのリスクが高まります。このピロリ菌を除菌することにより胃・十二指腸潰瘍・胃がんの発生率をおさえることができますので、除菌療法がお勧めです。